個人差がある残便感

主な症状の原因と研究

薬

健康障害と判断できる様な様々な症状が存在します。その中の1つである残便感とは、一般的な定義として排せつ行為の直後にも、排せつ物がまだ残っている感覚を持つ症状を総称した言葉として知られています。その原因にはいくつかのタイプが挙げられており、実際に排せつ物の状態が悪いために腸に残りやすくなっている場合の他、痔や大腸の病気などによって実際には排せつ物が残っていないのに、残便感を感じるケースもあるとされます。また症状の出方にも個人差があり、一律な対処が難しい面も挙げられています。こうした原因や症状が多岐に渡る残便感は、残尿感などの他の異常と比べて、その研究や解明が遅れていたと言われています。そのため従来からある様な、強制的に排せつを促す対処だけが取られがちだったとされる経緯が挙げられます。

残便感に対する最近の対応

個人に合った対処が求められる残便感に対して、近年では個人に合ったペースを把握することに主眼を置いた対処が増えてきているとされます。また単に排せつペースだけを調節しようとするだけで無く、排せつ物の状態なども踏まえて診断を下そうとする動きが行われています。 具体的にはまず、個人の通常における排せつペースを診断した上で、排せつを促す薬剤などを使うのか、あるいは内臓状態の詳細を調べるのか、等が判断されます。一般的には内視鏡による内臓状態確認や、排せつ物を出す時の状態を確認する検査が行われるとされます。これらの診断を基に、残便感の原因が何所にあるのか、対処は食習慣をはじめとした生活習慣の見直しから始めるのか、薬剤や手術が必要なのか、等が判断される流れだとされています。